こんにちは、不動産ライターの小花絵里(おばなえり)です。
このページでは、私のTwitterやInstagramに寄せられたお悩みを中心に「Webライターのよくある質問と回答」をまとめています。
「このページを開けば、Webライターに関する大抵の悩みは解決できる!」と言えるくらい情報を網羅できたら…と考えていますので、今後も更新を続けていく予定です。
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hana writing office代表。不動産業界での経験から、不動産についてわかりやすく解説する不動産ライター。大手Webメディアにも多数寄稿。執筆実績はこちら
保有資格:宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士/FP2級/日商簿記2級/教員免許(国語)他
Twitter:@writerERI
Instagram:@eri.writer
note:writer_eri
- なかなかWebライターの仕事を受注できない…
- わかりやすく丁寧な文章を書きたい。どうしたらいい?
- 記事を書くスピードが遅くて悩んでいます
- SNS・ブログは始めた方がいい?何がおすすめ?
- フリーランスになって案件をどのくらい抱えられるか不安。 etc…
Webライターに関するお悩み相談を無料で受け付けています。詳しくは「Webライターのお悩み相談室」をご覧ください。
Webライターの始め方に関する質問
Webライターはどうやったら始められますか?
- Webライターに必要なものを準備する
- クラウドソーシングサイトに登録する
- クラウドソーシングの仕組みに慣れる
- 自分にできそうな仕事を見つけたら応募する
- 実際にWebライターの仕事をやってみる
基本的には、このような流れでWebライターの仕事を始めることができます。
Webライターの仕事の取り方は色々ありますが、未経験・初心者の場合はクラウドソーシングサイトを利用して仕事を探してみることをおすすめします。
独学でいきなり挑戦するのは不安…という人はWebライター向けの講座を受けることも検討してみましょう。
【Webライター向け】おすすめスクール
Webライターになるために必要なものはありますか?
Webライターの仕事をする上で最低限必要なものは、パソコンとネット環境です。
スマホでできる仕事もありますが、パソコンがあった方が仕事の幅が広がるので稼ぎやすくなります。
まずは必要最低限のものを準備してから、あったら便利なものを揃えていくとよいでしょう。
Webライターはスマホでも始められますか?
Webライターの仕事の中には、スマホでできるものもあります。
ただ、パソコンで作業することを想定している仕事の方が圧倒的に多いので、数は少なくなってしまいます。
まずはクラウドソーシングサイトから、スマホでできそうな仕事を探してみてください。
Webライティングに関する質問
Webライティング・SEO対策の勉強方法が知りたい
私はこの書籍を購入して勉強しました!
書籍の他、「ウェブ職TV」などのYoutubeで学ぶのもおすすめです。Webライターの中には、講座を受けて勉強している人もいますよ。
ペルソナ設定とは?設定の仕方を知りたい
記事を書く上で大切なポイントの1つが、「誰に」向けた記事であるかということ。
同じ商品について解説する記事でも、ターゲットとする読者の性別や年齢などによって伝えたい内容が異なりますよね。そのため、Webライティングでは「ペルソナ(=人物)設定」が重視されているのです。
- 年齢:30代
- 性別:女性
- 職業:専業主婦
- 家族構成:会社員の夫と1歳の子どもの3人暮らし
- 悩み:子どもが幼稚園に入るまでの間、在宅ワークで月2~3万円程度稼ぎたい。自宅保育の専業主婦ができる仕事にはどんなものがあるか、どうやって探せばいいか知りたい。
見出しの作り方が上手くいきません
見出しを読むだけで記事の概要がつかめるように、シンプルでわかりやすくまとめるのがコツです。
大見出し:キャッシュレス決済を使うメリット
・小見出し①:レジでスムーズに会計できる
・小見出し②:現金を持ち歩かなくても支払いができる
・小見出し③:支払い額に応じてポイント還元がある …
このように、大見出し(H2)と小見出し(H3)では階層を意識して作成してみましょう。
文字数が足りない場合の対処法が知りたい
クライアントから指示された文字数に達しない場合は、読者が知りたい情報が他にもないか調べてみましょう。
私は読者が知りたい情報を「小見出し」として追加することが多いですよ。
コピペチェック(CCD)の一致率を下げる方法が知りたい
- 同じ語句を削る
- 同じ語句を言い換える
- 小見出しを追加して内容を厚くする など
CCDの一致率は同じ語句をカウントしているため、特に固有名詞や専門用語を多用する記事の場合は一致率が上がりやすくなってしまいます。
努力してもクライアントが望む数値まで一致率が下がらない場合は、クライアントに相談してみてください。
クラウドソーシングに関する質問
Webライターにおすすめのクラウドソーシングを教えてください
この中でも、Webライティングの案件数が非常に多い「クラウドワークス
クラウドワークスに登録してみました。まずは何をすれば良いですか?
まずは、クライアントとの打ち合わせなく作業を始められる「タスク案件」から始めてみましょう。
ただし、タスク案件は報酬の低いものばかりであるため、タスク案件だけをこなして稼ぐことは難しいでしょう。慣れてきたら、「プロジェクト案件」から自分にできそうな仕事を探してみてください。
クラウドワークスの契約を途中で辞退したい場合はどうしたらいいですか?
何らかの事情でクラウドワークスの契約を途中で辞退したい場合は、「契約内容」の右下にある「契約途中終了リクエスト」を送ります。その後、クライアントが同意すれば契約終了となります。
仕事の取り方・営業戦略に関する質問
クラウドソーシング以外の仕事獲得方法が知りたい
- 求人サイト(Indeed、Wantedlyなど)
- ブログ
- メディアへの直接応募
- Web制作会社のライター募集に応募
- Webライター仲間からの紹介 など
私はTwitterから仕事を獲得して実績を作り、現在はブログからの依頼のみで生活できています。
単価の低い案件しか見つからないときの時間の使い方が知りたい
- 割に合わなくても、実績になりそうな案件は挑戦する
- 時間をおいて改めて仕事を探してみる
- 別の副業を探す
- ブログ運営に力を入れる
- 本を読むなどインプットの時間にあてる
得意ジャンルはあった方が良いですか?
得意ジャンルはあった方が、クライアントにアピールしやすくなるメリットがあります。
知識や経験がまったくないジャンルよりも、ある程度知見のあるジャンルの方がリサーチや執筆にかかる時間を減らすことができるからです。
知識が深まれば良い記事を書きやすくなるので、単価アップにつながる可能性も高まりますよ!
Webライターはポートフォリオを作った方が良いですか?作り方も知りたい
Webライターはポートフォリオを作った方が良いです。
ポートフォリオを作っておくと、クライアントに自分の得意分野や文章力などをアピールしやすくなります。
ポートフォリオがあれば、クライアントは依頼したい仕事に適したWebライターであるか判断することができます。逆にいえば、ポートフォリオがないと望む仕事をしてくれるWebライターであるか判断できず、採用しにくいでしょう。
公開できる実績がない場合は、どのような対策をしたら良いですか?
- ブログ内にサンプル記事を作る
- クライアントに実績として載せて良いか確認する
- ジャンル・作業内容など、記事が特定されない内容だけ掲載する
- 電子書籍を制作する など
おすすめはブログ内にサンプル記事を作ることです。先輩ライターのポートフォリオの作り方も参考になりますよ。
Webライターにおすすめの資格を教えてください
- 【初心者向け】Webライティング・日本語に関連する資格
- 【中・上級者向け】FP2級など各ジャンルの専門資格
金融・保険の記事制作に興味がある人は、「FP2級」がおすすめです。
専門分野のWebライターを目指すなら本名・顔出しは必須ですか?
基本的に、本名・顔出しした方が仕事の幅は広がります。特に専門性の高いジャンルでは「信頼性」が重視されるので、本名・顔出ししている方が対応しやすくなるでしょう。
ただ、本名・顔出ししないで稼ぎ続ける戦略もあり得ます。その場合は「苗字+名前」として対応できるライター名にしたり、顔写真代わりのイラストを準備したりすることをおすすめします。
私は本名・顔出ししていた時期もありますが、今は基本的にライター名で活動しています。本名・顔出しできなくても仕事はあります。
仕事の進め方に関する質問
直接契約の流れと注意点が知りたい
- クライアントと条件の確認
- 契約書の締結
- 作業開始
- 記事の納品
- クライアントチェック→検収完了
- 請求書作成
- 報酬の受け取り
基本的な流れは上記の通りです。細かい流れはクライアントによって異なるため、わからないことがあれば契約前にきちんと確認しておきましょう。
- クライアントの情報・連絡先(企業名・電話番号など)
- 掲載先のメディア
- 受注する仕事の作業範囲
- 作業スケジュール
- 記事の納入期限
- 支払い方法・支払いスケジュール など
副業Webライターはどのくらい作業時間を確保していますか?
- 残業と通勤時間を抑えて、1日平均3時間
- 平日朝に1.5時間、夜は多くても2時間。夜は作業できない日もあり
- 週1日休みの日を作業にあてる
Webライターのお悩み相談室では、このような回答がありました。
本業の仕事をしながらWebライターの仕事をするのは大変ですよね。無理のないように受注していきましょう!
スケジュールが上手く立てられず、納期が迫ってしまい辛いです
自分のできる作業量がわからないうちは、とにかく余裕のあるスケジュールを立てることが1番です。
- 予備日を作っておく
- 契約する前に納期の相談をする
- 納期の2日前に完成できるようなスケジュールを立てる
- 無理やり1日で終わらせようと思わない
- ToDoリストを活用して進捗状況を管理する
- 自分の都合に合う文字数・仕事量で引き受ける など
どうしても納期に間に合わない場合は、早めにクライアントに連絡しましょう。
書くペースが遅いように感じています。効率よく作業する工夫はありますか?
記事をはやく書くコツは、「記事を書く前の準備をしっかりすること」と「文字の入力を速くすること」です。
記事を書く前のリサーチをしっかりと行って構成を作ることで、効率よく作業を進められます。さらに、記事の骨組みがしっかりとしていればクオリティの高い記事にもなりやすいですよ。
また、文字の入力を速めるためにタイピングの練習をするのもおすすめです。Webライターの中には、音声入力を活用している人もいます。
私は効率よく作業を進めるために、まったく知識のないジャンルは引き受けないようにしています。基本は「不動産」のみ。
リサーチの際に画面を行ったりきたりするのが面倒です。何か良い方法はありますか?
Webライターはネット上でのリサーチが欠かせません。モニターが複数あると、画面を行ったりきたりしなくて済むので作業効率が格段に上がるのでおすすめです。
他の人のツイートを見ると落ち込みます
わかります…。私も他の人のツイートを見て落ち込んでいます。
TwitterはWebライターにとって仕事につながる大切なツールですが、無理してまで使うものではありません。
Webライターを続けていくモチベーションを維持するための工夫を教えてください
私の場合は、好きなゲームしたりダラダラしたりして適度に休んでいます。あとは好きなものを食べたり…。
Webライターとして活動している方々に、「きついと思った時の対処法」を聞いたことがあります。Webライターのリアルな声は、こちらの記事をご覧ください。
Webライターのブログ運営に関する質問
Webライターがブログを運営するメリットは何ですか?
- 仕事につながりやすい
- Webライティングのスキル向上
- SEO対策・Webマーケティングを学べる
- 副収入を得られる
- 実績作り・自己アピールができる
- 掲載先から被リンクが受けられることも
Webライターが請け負う仕事内容は、Webメディアを制作する中での「1つの作業」でしかありません。
そのため、実際にブログ(=Webメディア)を運営することで、Webメディア制作の全体像が見えてくるメリットがあります。
さらに、ブログから収益を生み出すことも可能です。収益化するためには、集客とキャッシュポイントを明確にして戦略を立てていく必要があります。この経験は、Webライターの仕事にも活きてきますよ。
私はブログを集客&収益化ツールとして活用しています!現在はほぼすべての仕事をブログから獲得しています。
WebライターのブログはWordPressで始めた方が良いですか?
ブログを作成する目的によります。ブログ収益化を目指すのであれば、WordPressで始めた方が良いですね。
ただ、いきなりサーバーを借りて自分で初期設定して運営するのはハードルが高いという人は、手間なくすぐに始められるはてなブログPro
はてなブログPro+独自ドメインで運営していれば、同じドメインのままWordPressに移転することができます。
私は、はてなブログProで2年運営してからWordPressに移転しました。
実績代わりにサンプル記事を公開したいというだけなら、無料ブログでも構わないと思います。ブログを作成する目的に応じて、検討してみましょう!
WordPressブログ開設でサーバー選びに悩んでいます
安定性と使いやすさを求めるなら、エックスサーバー
このブログもエックスサーバーで運営しています。
Webライターのブログのジャンルはどのように選べば良いですか?
ブログを運営する目的に応じて考えてみましょう。たとえば、ブログからWebライターの仕事を獲得したいのであれば、獲得したいジャンルの記事を更新した方がクライアントに見てもらいやすいですよね。
本格的なブログ収益化を目指すのであれば、Webライターのことは考えずに「収益化を目指せるジャンル」を模索していく必要があるでしょう。
私は「不動産ライター」としての仕事を獲得したいので、不動産に関する内容を発信しています。ただ、一般的に「不動産」は個人ブログでの収益化には不向きのジャンルです。
退職・フリーランスに関する質問
開業届を出すタイミングはいつが良いですか?
開業届を提出する対象となる人は、事業所得・不動産所得・山林所得が生じる事業を新しく開始等をした人です。
したがって、Webライターの仕事を「事業」として取り組み、得た利益を「事業所得」として申告する場合は、開業届を提出する対象になるといえるでしょう。
事業所得と雑所得のどちらで計上するべきか判断しにくい場合は、管轄の税務署に確認してみましょう。
私の場合、退職後「Webライターとして個人事業する!」と決めてから開業届を提出しました。
失業保険を受給しながらWebライターはできますか?
結論を言えば、きちんと条件を満たせば失業保険とクラウドソーシングの副業の両立は可能です。
不正受給にあたらないよう、事前にハローワークと相談しながら手続きをすすめていきましょう。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
副業からフリーランスになる決意をするタイミングが知りたい
一般的には、副業で始めてから「フリーランスになっても収入や仕事量を確保できる」「ある程度仕事のない期間があっても耐えられる貯蓄ができた」というタイミングでフリーランスになる決意をする人が多いでしょう。
私の場合は退職が先だったので、まったく計画的ではありませんでした。そのため、最初はかなり苦労しました…。
フリーランスになってどのくらい案件を抱えられるかわからず不安です
退職してフリーランスになると、Webライターの仕事に充てられる時間が一気に増えます。
どのくらい案件を抱えられるか把握できないうちは「無理のない範囲で受注」するように心がけて、余裕があれば徐々に増やしていくとよいでしょう。