こんにちは、不動産ライターの小花絵里(おばなえり)です。
Webライターの仕事をいくつか経験すると、実績がない(=クライアントに公開できる記事がない)から仕事を獲得しにくいと感じる場面が増えてくるのではないでしょうか?
応募しても採用されない!過去の執筆記事を見せてと言われても、公開できないから見せられない…。
実績がなくてもWebライターの仕事を獲得することはできますが、正直なところ実績があった方が良い条件の仕事を獲得しやすいのは事実です。
そこで今回は、不動産ライターとして大手Webメディアを中心に執筆実績を積み重ねてきた私が、Webライターの実績作りについて解説します。
Webライターが実績なしで仕事を獲得する方法や実績を公開する際の注意点についても解説しますので、これからWebライターの実績を作っていきたいと考える方はぜひ参考にしてみてください。
hana writing office代表。不動産業界での経験から、不動産についてわかりやすく解説する不動産ライター。大手Webメディアにも多数寄稿。執筆実績はこちら
保有資格:宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士/FP2級/日商簿記2級/教員免許(国語)他
Twitter:@writerERI
Instagram:@eri.writer
note:writer_eri
Webライター・ブログ運営・フリーランスなど、Webライターのお悩み相談を受け付けています!無料で相談できますので、ぜひお気軽にご利用ください♪
\ 無料&匿名で気軽に相談◎ /
実績なしのWebライターが仕事を獲得する方法
Webライターの実績はあった方が良い条件の仕事を獲得しやすいのですが、実績がなくてもWebライターの仕事を獲得することは可能です。
ここでは、実績なしのWebライターが仕事を獲得する方法について解説します。
プロフィールを作り込む
まずは自分がどのようなWebライターであるかクライアントにアピールできるようにプロフィールを作り込みましょう。
- これまでの経歴
- 保有資格
- 得意なジャンル
- 対応できる作業
- あなたが提供できる価値 など
Webライター初心者の場合、クライアントがあなたの何に興味を持つかわからないことが多いでしょう。そのため、最初のうちはあなたの情報をプロフィールに書けるだけ書いてみてください。
プロフィールに色々と情報を詰め込むことで「クライアントが知りたい情報」が含まれる可能性が高くなります。クラウドソーシング内の検索にも引っかかりやすくなるでしょう。
とはいえ、クライアントが長いプロフィール文をすべて読むとは限りません。
自分のアピールポイントがわかるようになったら、クライアントに読んでもらいたい項目を上の方に書くなどプロフィール文の構成を見直してみてください!
得意なジャンルや対応できる作業など、あなたが「どんなことができるのか」「何を得意としているか」をすぐに理解してもらえるようなプロフィール作りを意識してみてください。
たくさん応募する
実績のない初心者の場合、なかなか仕事を獲得できない可能性が高いでしょう。副業や在宅ワークの人気が高まっていることもあり、Webライターの競争率も上がっています。
そのため、とにかくたくさん応募して仕事を獲得する方法が考えられます。
すぐに諦めず、少しずつ続けていきましょう!
実績がなくても応募できる案件を探す
「未経験OK」「初心者歓迎」など、実績がなくても応募できる案件を探してみましょう。
ただし、初心者向けの案件は「誰でもできる」仕事が多く、単価も低め。経験を積むことや実績作りと割り切って、しっかりと取り組みましょう。
Webライターは実績がないと稼げない?
結論からいえば、まったく実績がなくてもWebライターで稼ぐことは可能です。ただし、実績がないと「稼ぐ」難易度は高いといえます。
たとえば、初心者向けの仕事は実績がなくても獲得しやすいものの、単価は低め。収入アップを目指すなら、たくさん仕事を受注しなければなりません。
初心者向けの仕事ばかりだと稼ぎ続けるには労力が要りそうですね。
月数万円程度の収入が目標であれば実績の有無はそれほど気にしなくて良いのですが、さらに稼ぎ続けたいのであればクライアントに公開できる実績があった方がよいでしょう。
Webライターに実績が必要な理由
Webライターに実績が必要とされる理由の一つが「信頼性」です。
Webライターのプロフィールに「○○に詳しいです!」「わかりやすい文章が書けます!」と書かれていても、それを裏付ける実績が何もなければ本当にスキルのあるWebライターなのか判断できないですよね。
そのため、クライアントが望むジャンルの記事を執筆した実績があればWebライターのレベルを把握できるので採用の判断をしやすくなるのです。
また、クライアントはWebライターとスムーズに仕事が進められかどうかも重視しています。
実績が少ない人よりも、多数の実績がある人の方が最後までしっかりと仕事をしてもらえると判断してもらいやすくなるでしょう。
実績がたくさんあると自分の信用につながりますよ。
【実体験】実績作りに力を入れた私の成果
私はもともと会社員の副業としてWebライターを始めました。
当時は「Webライターの収入だけで生活するぞ!」なんて微塵も考えておらず、スキマ時間にできそうな仕事があればやる程度。ただひたすらクラウドワークスの案件を眺めているだけでした。
色々な事情があって退職を検討し始めた頃にブログとWebライターとしてのTwitterアカウントも開設。ポートフォリオに実績を載せたことで、クライアントから声をかけていただくことも増えました。
クライアントから声をかけていただいた方がお互いに良い条件で仕事をしやすいので、「相手から依頼されるWebライターになりたい」と思い始めました。この頃から、実績作りを意識し始めています。
出産・育児をきっかけに、Webライターの仕事を一時休業。その間に、公開できる実績を増やそうと考えました。ブログ運営や資格取得はその一つです。
一時休業していたものの、実績になりそうな案件は積極的に受注。さらに、実績作りのための営業を始めました。
子どもを保育園に預けて本格復帰してからも、ブログ運営は継続。定期的にポートフォリオを見直して、最新の情報になるよう修正を続けました。
このように実績を積み重ねた結果、SNSライティング、ホワイトペーパーなどWeb記事以外の執筆依頼も頂いています。さらに、在宅ワークやライティング講座で外部講師として講義する仕事もご依頼頂きました。
コツコツと実績を積み重ねていけば、仕事の幅も広がりますよ!
Webライターが実績を作る方法
ここでは、実績なしのWebライターが実績を作る方法について解説します。
ポイントを押さえて、自分の方向性に合う実績を積み重ねていきましょう!
クラウドソーシング内の実績を作る
たとえば、クラウドワークス
受注実績が増えて評価も高くなればクライアントから「しっかりと仕事ができる人」と認識してもらいやすくなり、結果的に仕事を獲得しやすくなるでしょう。
ライティングスキルも大切ですが、それ以上に人間性が見られているように感じています。
サンプル記事を作る
記名記事を書いたことがない人やクライアントから自分が書いた記事であることを公開する許可を得ていない人は、サンプル記事を準備することをおすすめします。
サンプル記事を準備する場合は、これから仕事を獲得したいジャンルの記事を書くとよいでしょう。
私は金融・不動産ジャンルの仕事を獲得したかったので、ブログ内で住宅ローン・株式投資・不動産投資などの記事を更新していました。
WordPressブログを開設する
WordPressでブログを運営すると、SEO記事の作り方やWebサイト全体のSEO対策を学ぶことができます。
Webライターの主な仕事である「記事の執筆」は、Webサイトを運営する中で必要な作業の一つに過ぎません。検索上位を狙うためには、SEOを意識したライティングをするだけでなくWebサイト全体の対策も必要です。
ブログ運営をすることで、Webサイト運営の全体像を知ることができます。「記事を書ける」だけのWebライターよりも、Webマーケティングスキルに長けているWebライターの方がクライアントから選ばれやすいといえるでしょう。
自分の専門分野に関わる活動をする
記事の執筆以外にも、自分の専門分野に関わる活動が実績になるケースがあります。たとえば、資格取得や投資経験、イラストの公開、電子書籍の制作など。
記事の執筆にこだわらず、自分の専門分野や獲得したい仕事にあわせて実績を作っていきましょう!
私も資格取得や投資経験をアピールポイントにしました!
Webライターの実績は「ポートフォリオ」にまとめることをおすすめします!ポートフォリオの作り方や採用率UPのコツ、注意点はこちらの記事で解説しています。
Webライターは実績を作って仕事を獲得していこう!
Webライターの仕事は実績がなくても獲得できますが、より良い条件で仕事をしたいなら実績を作っていく必要があるでしょう。
スキルアップしながら少しずつ実績を積み重ねて、Webライターの仕事を獲得してください!
実績を作って自分の信頼性を高めましょう!