こんにちは、不動産ライターの小花絵里(おばなえり)です。
パソコンとネット環境があれば、いつでも・どこでも働きやすい「Webライター」。未経験からでも始めやすいので人気の高い在宅ワークです。
未経験でも始められるけど、稼ぐのは難しいかも…?何かコツはないのかな。
Webライターは誰でも始めやすいのですが、「稼ぐ」ことは簡単ではありません。
しかし、Webライターで稼ぐための手順やコツを理解して努力すれば、会社員以上の収入を得ることも可能です。
私は副業から始めてフリーランスになり、Webライターだけで会社員以上の収入を超えています。
そこで今回は、Webライターの稼ぎ方と月収50万円以上稼ぐロードマップについて解説します。
Webライターの仕事で収入アップを目指す人は、ぜひ参考にしてみてください。
hana writing office代表。不動産業界での経験から、不動産についてわかりやすく解説する不動産ライター。大手Webメディアにも多数寄稿。執筆実績はこちら
保有資格:宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士/FP2級/日商簿記2級/教員免許(国語)他
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【初心者向け】Webライターの稼ぎ方
ここでは、Webライターの稼ぎ方について解説します。
初心者向けにわかりやすく解説しますので、Webライターでどのように収入アップを目指せばいいかわからない方はぜひ参考にしてみてください。
- Webライティングの勉強をする
- クラウドソーシングで実績を作る
- ポートフォリオを作成する
- クラウドソーシング以外からも仕事を獲得する
STEP1:Webライティングの勉強をする
Webライターの仕事は「Web上に公開される記事の制作」。
そのため、稼げるWebライターになるためには、WebライティングやSEO対策などの知識を身に付ける必要があります。
私は未経験から始めたので、書籍を購入して勉強しました。
STEP2:クラウドソーシングで実績を作る
たとえば、クラウドワークス
クラウドソーシングの実績を作ることで、クラウドソーシング内での仕事を獲得しやすくなります。
受注実績が増えて高評価が多くなっていくと、以前よりも仕事を獲得しやすくなったように感じました。
また、クラウドワークス
私は過去にクラウドワークスの「プロクラウドワーカー」、ランサーズの「認定ランサー」になったことがありますが、ランクが上がったことで個別依頼が増えましたよ。
STEP3:ポートフォリオを作成する
Webライターにおけるポートフォリオとは、「これまで自分が執筆してきた記事をまとめたもの」のこと。
仕事を発注したいクライアントからすれば、Webライターの実力をある程度把握できないと採用の判断がしにくいですよね。
ポートフォリオを作成することで、自分の得意分野や文章力などのスキルをクライアントにアピールすることができます。
ポートフォリオはWebライターの営業ツール!きちんと作れば仕事を獲得しやすくなりますよ。
ポートフォリオの重要性と作り方について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
STEP4:クラウドソーシング以外からも仕事を獲得する
Webライターの仕事の取り方はクラウドソーシングだけではありません。たとえば、次のような方法があります。
- クラウドソーシング
- 求人サイト
- メディアへの直接応募
- SNS(Twitterなど)のライター募集案件に応募
- 他のWebライターからの紹介
- SNS・ブログからの直接依頼
- 編集プロダクション・Web制作会社に応募 など
クラウドソーシングで一般募集されている案件は初心者・未経験者を対象とした仕事が多いため、単価が低めに設定されていることが多くあります。
そのため、ある程度Webライターとしてのスキルを身に付けたら、クラウドソーシング以外からも仕事を獲得できるようにしていく必要があるでしょう。
クラウドソーシング以外で受注する場合は、作業範囲や必要なスキルに応じて個別に単価が決まることが多いので、稼ぎやすくなりますよ。
【中級者向け】Webライターで月収50万円以上稼ぐロードマップ
Webライターの仕事のみで月50万円以上を稼ぐためには、きちんと戦略を立てて実行する必要があるでしょう。
そのためには、次のような目標を立てることをおすすめします。
- 高単価の仕事を獲得する
- 自分にとって働きやすい環境を作る
- 相手から仕事を依頼されるWebライターになる
- 仕事が途切れず安定的に受注する
ここでは、上記の目標を達成して月50万円以上稼ぐWebライターになるためのロードマップをご紹介します。
Webライターとして本格的に収入アップを目指す人はぜひ参考にしてみてください!
STEP1:セルフブランディングで自分ならではの魅力を作る
個人が仕事を獲得し続けるためには、【〇〇といえば、あなた】と認知されるようにセルフブランディングを実践していくことが大切です。
専門性&独自性を極めて「あなたならではの魅力」をアピールできれば、単価アップ、さらには他者との差別化にもつながるでしょう。
私は不動産業界での経験&資格を活かして、不動産ジャンルに特化したライターとして活動していますよ。
STEP2:プロフィールを補強する魅力的な実績を作る
公開できる実績を積み重ねていくことは、自分の信用を高めていくことにもつながります。つまり、自分が希望する条件の仕事を獲得しやすくなるのです。
私がこれまで寄稿したメディア
- 株式会社LIFULL様「LIFULL HOME’S」
- 健美家株式会社様「LIFULL HOME’S不動産投資」
- 東急リバブル株式会社様「Lnote」
- 三井住友銀行様「Money VIVA」
- 楽天カード株式会社様「Fun Pay!」
- 楽天グループ株式会社様「キャリマガ」
- NTTレゾナント様「goo住宅・不動産」
- 株式会社カカクコム様「スマイティ賃貸経営」
- 株式会社キャリアインデックス様「DOOR賃貸」など
私は最初の頃、とにかく実績作りに力を入れていました。
STEP3:相手から依頼してもらうための集客導線を作る
相手から依頼してもらえるようになれば、自分から仕事を探す労力を省くことができます。そのためには、クライアントから需要のあるWebライターになること、そして集客導線を作ることが必須です。
相手からお声がけ頂いた方が条件交渉をしやすいメリットも。自分にとって良い条件で働くためにも、Webライターは集客に力を入れてみましょう!
私は子育てで時間がないので、相手から依頼されるようにブログからの集客には特に力を入れました。
STEP4:リピーターを獲得する
Webライターはたくさん仕事を受注してその仕事をすべてこなすことができれば、会社員以上に大きく稼ぐことが可能です。しかし、裏を返せば「仕事を獲得できなければ収入はゼロ」。収入が不安定になりやすいといえます。
Webライターの仕事からの売上を安定させたいのであれば、リピーターの獲得が必須です。
クライアントとしっかりと信頼関係を築いて、何度も仕事をお願いしたくなるWebライターを目指しましょう!
稼げるWebライターと稼げないWebライターの違い
それでは、稼げるWebライターと稼げないWebライターにはどのような違いがあるのでしょうか?
ここでは、稼げるWebライターと稼げないWebライターの違いについてご紹介します。
- 知識・経験レベルの違い
- 仕事に取り組む姿勢
- 仕事の取り方・選び方
- マーケティング戦略を立てて実行できるか
知識・経験レベルの違い
同じ「未経験」のWebライターでも、それまで積み上げてきた知識や経験レベルの違いによって稼ぎ方が大きく異なります。
たとえば、Webライターの仕事の中でも命に関わる医療ジャンルは専門性が求められるため単価は高め。しかし、医師・看護師・薬剤師といった医療系の資格や実際に医療の現場に携わった経験がなければ仕事を獲得しにくいでしょう。
私が専門とする「不動産」ジャンルも、実務経験がないと書けないテーマがあります。
仕事に取り組む姿勢
クライアントが「これからも一緒に仕事をしたい」と思える人間性かどうかも、稼ぐためには非常に重要なポイントとなります。
たとえば、「しっかりとリサーチして読者が知りたい情報を提供できる人」と「リサーチ不足で不確かな情報をそのまま書いてしまう人」を比較すると、いい加減な仕事をする後者に次の仕事を依頼したいとは思えないですよね。
また、わからないことがあったときに「クライアントに相談せず自分だけで判断してしまう人」よりも「事前にしっかりとクライアントに確認する人」の方が信頼して仕事を任せやすいでしょう。
クライアントの望む記事を納品するのがWebライターの仕事。依頼の意図をくみ取り、一生懸命仕事に取り組む姿勢も大切ですよ。
仕事の取り方・選び方
時間は有限です。効率よく稼ぐためには、自分に合う仕事の取り方・選び方を身につける必要があるでしょう。
たとえば、ジャンルを絞る・受注する最低の単価を決めておくなど。「割に合わない」と思う仕事をなくすと時間に余裕が生まれるため、他の仕事やスキルアップなどの時間に充てることができます。
私はとにかく時間がなかったので、不動産のみにジャンルを絞りました。
マーケティング戦略を立てて実行できるか
Webライターのマーケティング戦略では、仕事を獲得するために「誰に」「何を」「どのように提供するか」を考えます。
マーケティング戦略はWebライターに限らずビジネスをする上で必須の知識です。Webライターとして大きく稼ぎたいなら、市場のニーズを把握して「仕事を依頼したくなるような需要の高いWebライター」になる必要があります。
Webライターとして本格的に収入アップを目指したいなら、ビジネスの基礎を学んでおきましょう!
Webライターで稼ぐためのコツ
Webライターで稼ぐためには、仕事を獲得し続けなければなりません。
しかし、「Webライターで稼ぎたい!」と頑張っていても、思うように仕事を獲得できずお悩みの方もいるのではないでしょうか。
Webライターの仕事を獲得するためにはコツがあります。
Webライターの仕事がなかなか獲得できない、稼ぎにくいとお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 仕事の取り方を変えてみる
- スケジュール管理を徹底する
- 良い・悪いクライアントを見極める
- ブログなどで実績を作る
- 記事の質を高める努力をする
仕事の取り方を変えてみる
なかなか仕事を獲得できない人は、仕事の取り方を変えてみるのも1つの手です。たとえば、別のクラウドソーシングで探してみる、求人サイトや直接応募も検討してみるなど。
- クラウドソーシング
- 求人サイト
- メディアへの直接応募
- SNS(Twitterなど)のライター募集案件に応募
- 他のWebライターからの紹介
- SNS・ブログからの直接依頼
- 編集プロダクション・Web制作会社に応募 など
私は集客に力を入れて、Twitterとブログから仕事を獲得しています!
スケジュール管理を徹底する
Webライターの仕事では、制作した記事に対して報酬が支払われます。そのため、たくさん仕事をすればその分収入も増やしやすいといえます。
しかし、Webライターの仕事ができる時間には限りがあります。特に、副業としてWebライターをする場合は本業に支障がでないようにする必要があるでしょう。
「仕事を引き受けたけれど納期に間に合わなかった」「時間がないので低品質の記事を納品した」となれば、クライアントからの信頼を失ってしまい今後の仕事にも影響が出てしまう可能性が高まります。
Webライターで稼ぎたいと考えている人は、ご自身の作業時間を踏まえた上で余裕を持たせたスケジュールにしていくことが大切です。
私は余裕を持たせたスケジュールにするため、契約前に納期の交渉をしています。
良い・悪いクライアントを見極める
クライアントも人間です。正直なところ、良いクライアントと悪いクライアントが存在しています。
悪いクライアントに遭遇してトラブルに発展してしまうと、時間をとられるだけでなく精神的にも辛い思いをして他の仕事にも影響が出てしまう可能性があります。
クラウドソーシングでの評価が低い・契約前に仕事の詳細を教えてもらえないなど、違和感があればすぐに契約しないように注意してください。
大半は良いクライアントです。一部の悪質なクライアントに関わらないよう、十分に注意しましょう。
ブログなどで実績を作る
「○○ができます!得意です!」と自称しても、何も実績がなければクライアント側も判断しにくいでしょう。
そのため、公開できる実績がない人はブログなどでサンプル記事を作ることをおすすめします。
私も最初はブログにサンプル記事を置いていましたよ!
記事の質を高める努力をする
Webライターの報酬は1文字あたりで計算される「文字単価」を用いることが多いため、「たくさん文字数を書けば収入アップにつながるのではないか」と考える人がいるかもしれません。
しかし、文字数稼ぎをしている文章は無駄な表現が多くなるため、クライアントにバレてしまいます。クライアントが求めているのは単なる文量ではなく、記事の「質」です。
Webライターで稼いでいくためには、クライアントから「このWebライターは手放したくない!」と思われるような質の高い記事を納品していくことが大切です。
納品した記事のクオリティを評価してもらえたことで、単価アップしたことが何回もあります。量より質が大切。
Webライターはスキルアップ+コツをつかんで稼ごう!
Webライターを始めるのは簡単ですが、Webライターで稼いでいくためには「稼ぎ方」をきちんと理解して実践する必要があります。
特に、Webライターで大きく稼ぎたいのであれば、初心者の頃よりもスキルアップしていくことが大切です。自分にあった戦略を立てて、スキルアップを続けていきましょう!