こんにちは、不動産ライターの小花絵里(おばなえり)です。
Webライターの仕事に慣れてきた人の中には、「もっと効率よく収入アップを目指したい」と考える人が多いのではないでしょうか?
また、ライバルとなるWebライターの増加やChatGPTなどAIツールの発展により「Webライターの仕事を獲得しにくくなるのでは…」と不安に感じる方もいるでしょう。
これからもWebライターとして活動し続けたい!どうしたらいい?
今後Webライターとして生き残りたいなら、「あなたにしかない魅力」を作る必要があります。その答えの一つが「専門分野を作ること」。
そこで今回は、不動産業界での実務経験や資格を活かして「不動産ジャンル専門」のWebライターとして活動する私が、Webライターの専門分野の作り方を解説します。
「専門分野はどうやって作ればいいの?」「私に専門分野なんかない…」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
hana writing office代表。不動産業界での経験から、不動産についてわかりやすく解説する不動産ライター。大手Webメディアにも多数寄稿。執筆実績はこちら
保有資格:宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士/FP2級/日商簿記2級/教員免許(国語)他
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Webライターが専門分野を作った方が良い理由
ここでは、Webライターが専門分野を作った方が良い理由について解説します。
- 執筆した内容の説得力が増す
- 仕事を獲得しやすくなる
- 単価アップにつながりやすい
- 記名記事になりやすい
執筆した内容の説得力が増す
依頼される記事のテーマについて全然知らない人よりも、詳しい人の方が質の高い記事を書きやすくなります。
専門性を持つ人が書けば、想定される読者層にあわせて必要な情報を取捨選択しやすくなるでしょう。
筆者の経験も追加できれば、独自性も生まれます。少し調べた程度では書けない、読者に学びを提供できる良い記事に仕上がりやすくなるのです。
さらに、依頼するクライアントや記事にたどり着いた読者からしても、専門性の高い人が書いた記事である方が「信頼性が高く読む価値がある」と思ってもらいやすいメリットもあります。
質の高い記事を納品できると、継続依頼にもつながりやすくなりますよ!
仕事を獲得しやすくなる
Webライターが専門分野を持つと、質の高い記事を納品しやすくなったり、他のWebライターとの差別化につながったりするため、結果的に仕事を獲得しやすくなるメリットがあります。
また、クライアント側からしても「何でも書きます!」より「○○を専門としています」という人の方が、依頼したい仕事にあわせて声をかけやすくなります。
専門分野があることで、相手から依頼される・需要のあるWebライターになりやすいといえるでしょう。
単価アップにつながりやすい
専門性が高くなると、ライバルが少なくなっていきます。さらに、他のWebライターにはない「あなたならではの強み」が明確になり、相手に提供できるメリットが伝えやすくなるでしょう。
「○○専門のあなただから依頼したい」となり、他のWebライターとの価格競争に巻き込まれず自分にとって良い条件での仕事を受注しやすくなる=単価アップにつながりやすくなるのです。
単価アップしたいなら、あなたならではの専門性と独自性を作りましょう!
記名記事になりやすい
「誰が」発信しているのかを重視される時代。「このテーマに詳しい専門の人が書きました」とある方が信頼されやすい記事になります。
そのため、執筆した人の名前が掲載される記名記事になりやすい特徴があるのです。
Webライターが自分の専門分野を決める方法
ここでは、Webライターが自分の専門分野を決める方法について解説します。
「自分の専門分野なんかない…」とお悩みの方など、ぜひ参考にしてみてください。
- 需要のあるジャンルを見極める
- 自分の強みを複数かけあわせる
- 他のWebライターを参考にする
需要のあるジャンルを見極める
専門性が高ければ何でも良いわけではありません。Webライターでの収入アップを目指すなら、Webライターの需要があるジャンルを選ばないと仕事獲得につながりにくいでしょう。
Webライター業界での需要を知るためにも、自分の専門分野を決める前にまずは色々なジャンルに挑戦してみることをおすすめします。
また、まったく興味がないジャンルを極めるのは苦痛に感じる可能性が高いでしょう。そのため、少しでも興味があり、勉強する努力を続けられそうなジャンルを選ぶことをおすすめします。
自分の強みを複数かけあわせる
「自分の専門分野なんかない…」とお悩みの方は、Webライターとは直接関係のない自分の強みを書き出してみてください。
Webライターとは直接関係がなくても、自分の持つ強みを複数かけあわせることで「あなただけの専門分野」を作れる可能性があるからです。
自分の強みをWebライターの仕事にどう活かせるのか考えてみましょう!
他のWebライターを参考にする
他のWebライターのSNSやポートフォリオに書かれたプロフィールを参考にする方法もあります。
複数のWebライターを参考にすることで「自分が極められそうな専門分野」が見つかる可能性があるでしょう。
「他のWebライターにない自分の強みは何か」がわかると独自性にもつながりそうですね!
Webライターが専門分野を極めるためにできること
「私は○○を専門としています!」と自称したところで、その分野の知識や経験が乏しければ仕事にはつながりにくいでしょう。
自分の専門分野とするならば、他のWebライターよりもその分野についての知見を深める必要があります。
そこで、ここではWebライターが専門分野を極めるためにできることを解説します。専門性を磨いて自分の武器にしていきましょう!
- 極めたい分野の本を10冊以上読む
- リサーチしながらサンプル記事を執筆する
- 資格を取得する
- 専門家に取材・インタビューをする
- 実務・投資などの経験を積む
極めたい分野の本を10冊以上読む
専門分野としたいジャンルの知識や経験がない場合は、その分野の本を10冊以上読んで知識を身につけましょう。
インターネット上の記事をたくさん読むのも良いのですが、本にはインターネット上では見つけにくい知識を学べることが多いので勉強になりますよ。
複数の本に共通して書かれている「基礎知識」を押さえた上で、著者ごとの主張の違いなどを把握していきましょう。
リサーチしながらサンプル記事を執筆する
リサーチしながらブログなどに「サンプル記事」として執筆する、アウトプットしながら学んでいく方法があります。
知識や経験が乏しいと、少しリサーチした程度では自分の言葉・表現で書くことができません。1記事仕上げるために、さまざまな情報を仕入れなければならないでしょう。
最初は時間がかかるかもしれませんが、「リサーチして記事を制作する」練習を積み重ねると、そのうち読者レベルにあわせて情報を提供できるようになりますよ。
資格を取得する
資格を取得するには、試験に合格できるほどの勉強をして知識を身につけなければなりません。
そのため、資格を取得することで知識を得られるだけでなく、「資格をもっている」ことに対する信頼性や権威性を獲得することにもつながります。
私は宅建士・FP2級などの資格からWebライターの仕事を獲得したことがありますよ!
専門家に取材・インタビューをする
専門家に取材・インタビューをして、より深くその分野を知る方法もあります。特に実務などの経験がない人は、実際にその業界で活躍している人の話を聞くと実態を知ることができるのでおすすめです。
実際、実務経験がないので不動産会社に取材をして不動産への理解を深めているWebライターもいますよ。
「経験」があると、あなたならではの独自性がある記事を書きやすくなりますよ。
実務・投資などの経験を積む
「○○が専門です」と自称するなら「専門性の高さがあるからこそ提供できる価値」がないとクライアントや読者を失望させてしまいます。
インターネット上の記事をいくつか読んでまとめた程度の記事で良いなら、わざわざ専門性の高い人に依頼する意味がないですからね。
私はFP2級を取得していますが、金融業界での実務経験はありません。FP分野の執筆に対応するために株式投資などを始めています。
記事を書く上で「経験」は非常に重要なポイントの一つ。実務や投資といった経験を積むことで、専門分野の理解を深めることができるでしょう。
Webライターは自分の専門分野を決めて専門性を磨いていこう!
Webライターが自分の専門分野をもつと、他のWebライターにはない「あなたならではの魅力」にもつながります。
私も不動産ジャンル専門としたことで、他との差別化や独自性を出すことに成功したように感じています。
専門性の高さはあなたの武器になるはず。ぜひあなたも専門分野を決めて専門性を磨いていきましょう!