こんにちは、不動産ライターの小花絵里(おばなえり)です。
時間と場所に縛られず、自由な働き方をしやすい「Webライター」。Webライターに挑戦してみたいけれど、自分に向いているかわからず一歩踏み出せない方もいるのではないでしょうか?
Webライターに興味あるけど、自分に向いているのかな?私にもできるかな…?
そこで今回は、現役Webライターとして活動する私が、Webライターに向いている人の特徴について解説します。
Webライターに向いていない人・続かない人の特徴やWebライターに必要なスキルなどの基礎知識についても解説しますので、Webライターに興味のある人はぜひ参考にしてみてください。
hana writing office代表。不動産業界での経験から、不動産についてわかりやすく解説する不動産ライター。大手Webメディアにも多数寄稿。執筆実績はこちら
保有資格:宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士/FP2級/日商簿記2級/教員免許(国語)他
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Webライターに向いている人の特徴
ここでは、Webライターに向いている人の特徴を解説します。
どのような人がWebライターに向いているのか、4つに厳選してまとめましたのでご覧ください。
- 文章を書くことが好きな人
- コツコツ作業できる人
- リサーチが得意な人
- スケジュール管理ができる人
文章を書くことが好きな人
Webライターのメインとなる作業は「執筆」です。そのため、文章を書くことが好きな人はWebライターに向いているといえるでしょう。
そもそも文章を書くことが嫌いな人は、Webライターの仕事を苦痛に感じてしまうと思いますよ。
また、良い文章を書くためには良い文章を読むことも非常に重要です。したがって、Web記事や小説、ビジネス書などを読んでアウトプットすることが好きな人も向いているといえるでしょう。
コツコツ作業できる人
Webライターの仕事は、基本的にパソコンに向かって一人で作業するものばかりです。そのため、一人でコツコツ作業を進められる人はWebライターに向いているといえます。
さらに、1記事あたり数千~数万字の執筆したり、完成した記事に誤字脱字がないかチェックしたり、より適切な表現になるよう追記・修正したりするなど、細かくて地味な作業も多いことも特徴です。
したがって、一人で黙々と作業できる人はWebライターに向いているといえるでしょう。
クライアントの指示を守れる人
Webライターは「クライアントから依頼された記事」を制作するのが仕事です。そのため、きちんとクライアントの指示を守れる人が向いているといえます。
- 執筆マニュアル・表記ルールに従って書いてください
- 指定のキーワードを記事内に入れてください
- 3,000字以上となるように執筆をお願いします
- 文末「~ます」を3回以上連続して使わないでください
- 具体例を入れてください など
クライアントによって、Webライターに求めることや記事の制作方法が異なります。途中でマニュアルやルールが変わることもあり、その都度クライアントの希望に合わせて執筆する必要があるのです。
クライアントとのコミュニケーションも大切!わからないことがあればその都度クライアントに確認しましょう。
リサーチが得意な人
Webライターは記事を書く前に、まずは信頼できる情報源を探し、記事に必要な情報のみを取捨選択します。その後、必要な情報を整理してから「読者に伝わりやすい記事」となるよう執筆していくのです。
きちんとリサーチができないと、信頼性の低い情報源から誤った認識をしてしまったり、1つの情報のみを見て判断したことが実は誤りであったりする可能性があります。
したがって、さまざまな方法で情報収集できる&正しい情報を仕入れられるリサーチが得意な人はWebライターに向いているといえるでしょう。
ちなみに、まったく知らないジャンルの記事だと「正しい情報なのか」「必要な情報はどれか」を見極めるのが大変です。
初心者の場合は特に、少しでもリサーチ&執筆の負担が少なくなるように知見のあるジャンル・興味のあるジャンルから選ぶことをおすすめします。
Webライターに向いていない人・続かない人の特徴
ここでは、Webライターに向いていない人・続かない人の特徴をご紹介します。
今回ご紹介するのはあくまで一例のため、特徴に当てはまるからといって諦める必要はありません。自分を分析することも大切なことですから、まずはチェックしてみてください。
- 文章の読み書きが嫌いな人
- こだわりが強く自己表現したい人
- スケジュール管理が苦手な人
- コミュニケーションが苦手な人
文章の読み書きが嫌いな人
Webライターの主な仕事は「執筆」です。そのため、そもそも文章の読み書きが「嫌い」な人はWebライターの仕事を苦痛に感じてしまう可能性が高いでしょう。
読み書きが「嫌い」だとライティングが楽しいと思えないかもしれませんね。
「好きじゃない」「苦手」と思っていても、実際にやってみたら好きになることや極めたくなることもありますよ。Webライターに興味のある人は、ぜひ挑戦してみてください!
こだわりが強く自己表現したい人
Webライターは「クライアントから依頼された記事を執筆する」のが仕事です。クライアントの希望通りに記事を仕上げることになるため、何でも自由に書けるわけではありません。
そのため、文章などへのこだわりが強くて自己表現したい人はWebライターに向いていないといえるでしょう。
「どうしてもこの内容は書きたくない」などの不満があれば、その都度クライアントに相談しましょう。
スケジュール管理が苦手な人
Webライターの仕事はクライアントから発注を受けて記事を制作するクライアントワークです。
「○○日までに記事を納品してください」と納期が設定されるのが一般的であるため、納期に間に合うように作業を進められるようしっかりとスケジュール管理をする必要があります。
また、構成案作成など執筆以外に期日が設定されたり、複数の案件を同時進行させたりするだけでなく、クライアントからの確認待ちでWebライター側が動けない期間ができてしまうことも。
一つ一つの仕事を期日までにしっかりと終わらせなければならないため、スケジュール管理が苦手な人はWebライターの仕事に向いていないといえるでしょう。
コミュニケーションが苦手な人
Webライターの仕事はパソコンに向かって黙々と作業するものが多いので、一般的な会社員と比較すると人間関係は希薄です。
しかし、Webライターの主な仕事は「クライアントから依頼された記事の執筆」。クライアントとコミュニケーションを取りながら記事の方向性や契約内容などを確認していきます。
メールやチャットといった文章でのやり取りだけでなく、時にはビデオ通話で複数人と話し合いをすることも。クライアントだけでなく、同じチームに所属するWebライターとやり取りすることもあるのです。
そのため、コミュニケーションを取ることが苦手な人はWebライターに向いていない可能性があります。
コミュニケーションが苦手な人は、仕事をスムーズに進めるために「報告・連絡・相談」することを意識しましょう。
Webライターに向いていなくても仕事はできる?
ここまでWebライターに向いている人の特徴と向いていない人・続かない人の特徴をご紹介しました。
今回ご紹介した「向いていない人・続かない人の特徴」に当てはまる人でも、Webライターの仕事はできます。Webライターに限らず、「向いていない」からといって「仕事ができない」わけではないからです。
「向いていない」と思っていても、実際にやってみてスキルが身につくとその仕事が好きになることもありますよ。
たとえば、「読み書きが苦手」でも仕事で読み書きを続けるうちに読書が好きになって語彙力が高まったり、漢字が苦手だと思っていたけれどパソコンで変換できるから苦手意識が薄まったりすることなどが考えられます。
また、コミュニケーションに苦手意識があっても、メールやチャットなどの対面ではない文章だけのやり取りならコミュニケーションを取りやすいと気付くケースもあるでしょう。
Webライターの仕事内容
Webライターは記事の「執筆」以外にもさまざまな種類の仕事をしています。
ここではWebライターの主な仕事内容を解説しますので、Webライターに興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
- Web記事の執筆・編集・監修
- WordPressへの入稿
- 取材・インタビュー
Web記事の執筆・編集・監修
Webライターの基本的な仕事は「Web記事の執筆」。クライアントから指定されたキーワードなどをもとに、GoogleドキュメントやWordファイルなどに文章を打ち込んで納品します。
また、他のライターが書いた文章を「編集」することも。誤字脱字を修正したり、読者に伝わりやすい表現に変えたりするなどをして良い記事に仕上げていくのです。
その他、専門家としての立場から記事の内容に誤りがないか「監修」する仕事もあります。
どの作業でもスキルを身につけて実績を作っていけば、収入アップにもつながりますよ。
WordPressへの入稿
WordPress(ワードプレス)とは、簡単にいえばブログやWebサイトを作るためのツールです。
個人ブログから企業サイトまで幅広く使われているため、Webライターの仕事の中には「WordPressに直接文章や画像などを入れて納品する」ことを指示されることがあります。
WordPressの入稿作業は難しい作業ではありません。そのため、WordPressを使ったことがない人でも作業をすることは可能です。
しかし、単に「WordPress上で文字や画像を入れる」だけでなく、WordPressを使ったWebサイト制作の全体像を知っておくと良い条件の仕事を獲得しやすくなるでしょう。
「Web」ライターを名乗るならWordPressは使えた方が良いですよ!私もブログ運営をしてスキルを身につけました。
取材・インタビュー
Webライターは、有名人などをインタビューしたり、ものやサービスなどを取材したりして記事を制作していく仕事もします。
クライアントと企画を作って記事の方向性を確認してから取材・インタビューを行い、記事に仕上げます。会話口調で記事を作成することもあり、さまざまな表現方法を学べるでしょう。
取材・インタビューのスキルを活かして、Webだけでなく書籍や雑誌の執筆に携わっている人もいますよ。
Webライターに必要なスキル・知識とは?
Webライターを始めるにあたり、そこまで難しい知識やスキルは必要ありません。
とはいえ、「やってみたいけど自分にもできるのか自信がない…」という方に向けてWebライターに求められるスキルをまとめましたのでご覧ください。
- 基本的なパソコンスキル
- Webライティングスキル
- SEOの知識
- リサーチ力
- コミュニケーションスキル
基本的なパソコンスキル
Webライターの仕事をするなら、パソコンとネット環境は必須です。パソコンを使って仕事をするため、基本的なパソコンスキルは身につけておいた方が良いでしょう。
特にWordやGoogleドキュメントは納品の際に指定されることが多いので、操作に慣れておくとスムーズに仕事ができますよ。
Webライティングスキル
執筆した文章が掲載されるのがWebであることから、Web上で読みやすい「Webライティングスキル」が求められます。
検索エンジンやSNSなどからたどり着いた読者が、必要な情報をすぐに得られるような表現が必要とされます。したがって、Web上で必要な情報が見やすくなるように整理するスキルが必要なのです。
また、無料で読めるWeb記事という特性上、想定される読者のほとんどが初心者です。つまり、知識がない人にもわかるように解説する構成力・文章力も求められます。
Webライティングを学びたい人は、こちらの書籍がおすすめです。
SEOの知識
Webライターに依頼される仕事の多くはSEO記事です。そのため、SEO(検索エンジン最適化)の知識は必須だといえます。
クライアントは、狙っているキーワードで検索した際に他のWebサイトより上位表示できるような記事の制作をWebライターに求めているのです。
そのためには、キーワードを含めて独自性を強化するなどの対策が必要でしょう。SEOの知識があり、クライアントにさまざまな提案ができるWebライターは重宝されます。
SEO対策を学びたいならブログがおすすめ!私も自分のブログで試行錯誤しながら学びました。
リサーチ力
SEO記事は「検索エンジンからたどり着いた読者の悩みを解決すること」が重視されます。そのため、読者が知りたい情報をわかりやすく解説するためのリサーチ力が必要となるのです。
インターネット上にはさまざまな情報があふれています。公開されている情報の中には、発信元が不明の正しくない情報が混ざっていることも。
そのため、必要な情報を集めて、読者が知りたい情報のみを取捨選択して整理するスキルが必要とされます。
まずは信頼できる情報源を探すことが大切です。
コミュニケーションスキル
Webライターの仕事は「クライアントから依頼される記事を制作すること」です。そのため、執筆する際には「クライアントがどのような記事を望んでいるか」をしっかりと把握する必要があります。
すべてのクライアントがWebライターに的確な指示を出すとは限りません。説明が足りず指示がわかりにくかったり、必要な情報が足りなくて執筆を始められなかったりするケースも考えられます。
そのため、クライアントとコミュニケーションを取りながら「クライアントが意図するもの」を理解するスキルが求められるのです。
また、フリーランスの場合は良い条件の仕事を獲得するために、営業したり、交渉したりすることも必要となります。
コミュニケーションスキルを高めることで、良い条件の仕事を獲得できたり、スムーズに仕事を進めやすくなったりするでしょう。
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Webライターに向いているか悩むより、まずは挑戦してみよう!
今回は、Webライターに向いている人・向いていない人の特徴、必要なスキルなどを解説しました。
Webライターに向いていない人でもWebライターの仕事をすることは可能です。向いていないと思っていたけれど、実際にやってみたら楽しい!と感じる可能性もあります。
私も実際にやってみたら「思っていたより楽しい!」と感じて続けられましたよ!
実際にWebライターの仕事をやってみて続かなかったとしても、Webライターの経験やスキルは後々役に立つことがあると思いますよ。
Webライターに興味のある人は、この機会にぜひ挑戦してみてください!