こんにちは、不動産ライターの小花絵里(おばなえり)です。
時間や場所にとらわれず、自由に働きやすい「Webライター」。未経験者でも挑戦しやすいこともあり、人気を集めています。
Webライター初心者が仕事を探すのによく使われているクラウドソーシングサイトの一つが「クラウドワークス 」。
ただ、「どうやって仕事を始めればいいのか」「収入を増やすにはどうすればいいのか」といった疑問や不安を抱える方も少なくありません。
クラウドワークスでどうやって仕事を獲得すればいいの?
そこで今回は、未経験からクラウドワークスでWebライターの仕事を始めて、フリーランスになった私が、Webライターがクラウドワークスで案件を獲得する方法について解説します。
クラウドワークスで仕事を獲得するコツや初心者がクラウドワークスを利用する際の注意点についても解説しますので、クラウドワークスでWebライターの仕事を受注したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
hana writing office代表。不動産業界での経験から、不動産についてわかりやすく解説する不動産ライター。大手Webメディアにも多数寄稿。執筆実績はこちら
保有資格:宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士/FP2級/日商簿記2級/教員免許(国語)他
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クラウドワークスとは
運営会社 | 株式会社クラウドワークス |
サービス開始 | 2012年 |
ユーザー数 | 500万人 |
登録企業数 | 97万社 |
仕事・求人情報数 | 12,321件(2024年12月4日時点) |
案件ジャンル | Web制作 プログラミング 動画編集 翻訳 記事作成 ロゴ制作 データ入力 その他 |
会員登録 | 無料 |
システム手数料 | 報酬の5.5~22%(税込) |
クラウドワークスは、日本最大級を誇る規模の大きなクラウドソーシングサイトです。
クラウドワークスは、数あるクラウドソーシングサイトの中でもとにかく案件数が多いので、初心者・未経験者でも挑戦しやすい仕事を見つけやすいのが魅力の1つ。
Webライティング以外にもWebデザインやシステム開発、事務・カンタン作業などの仕事も募集されています。
私も仕事がたくさんあるクラウドワークスを利用して副業を始めました!
クラウドワークスにある仕事のジャンル
- システム開発
- アプリ・スマートフォン開発
- ホームページ制作・Webデザイン
- ECサイト・ネットショップ構築
- デザイン
- ネーミング・アイデア
- ライティング・記事作成
- 事務・カンタン作業
- 翻訳・通訳サービス
- 動画・写真・画像
- 音楽・音響・ナレーション
- その他
クラウドワークスで募集されている仕事のジャンルは、上記のように多岐に渡ります。
「ライティング・記事作成」「事務・カンタン作業」のように未経験の人でも始めやすいジャンルから、「システム開発」「翻訳・通訳サービス」など専門性が求められるジャンルまで様々です。
私は不動産の資格・経験を活かして、不動産に関する記事執筆をしています!
クラウドワークスの受注形式は3種類
受注形式 | 内容 |
---|---|
タスク | クライアントが準備した設問等に回答して内容が承認されると報酬が支払われる仕組み 例)サービス等を利用した感想・特定の人へのアンケートなど |
プロジェクト | 発注者と受注者がお互い条件に合意すると契約ができる仕組み 「時給単価制」「固定報酬制」の2種類がある 例)Webライティング・文字起こし・翻訳・プログラミング・事務作業など |
コンペ | クライアントが募集する内容に対して提案を行い、採用されれば報酬が支払われる仕組み 例)ロゴマーク・キャッチコピーなど |
簡単なアンケートはタスク形式、ロゴマークやキャッチコピーなどを募集する案件はコンペ形式が多くなっています。逆に、上記以外の仕事はプロジェクト形式として募集されています。
初心者は「タスク形式」の簡単な作業から始めて、慣れてきたら「プロジェクト形式」の仕事に応募するのがおすすめ!
クラウドワークスのシステム手数料
報酬額 | システム手数料 |
---|---|
タスク形式 | 22%(税込) |
10万円以下の部分 | 22%(税込) |
10万円超~20万円以下の部分 | 11%(税込) |
20万円超の部分 | 5.5%(税込) |
クラウドワークスでは、契約金額に応じてシステム手数料が発生します。
基本的には仕事を受注する側(ワーカー)の報酬から差し引かれますので、契約金額がそのまま受け取れるわけではないことに注意しましょう!
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Webライターがクラウドワークスで案件獲得して稼ぐまでのステップ
ここでは、クラウドワークス
STEP1:クラウドワークスに登録する
まずは、クラウドワークス
\ カンタン新規登録! /
STEP2:プロフィールを作成する
会員登録をしたら、プロフィールを作成しましょう。
クラウドワークスで案件を獲得するためには、「プロフィール」が重要なポイントの一つとなります。
仕事を探す前に、以下の項目を登録しておきましょう。
- 基本情報の編集(氏名・プロフィール画像など)
- ワーカー情報編集(受注できる仕事内容・自己PRなど)
- スキル登録・スキル検定(資格など)
- ポートフォリオ・経歴(これまでの経験した仕事・実績)
クライアントから信頼してもらうためにも、必要書類を提出して以下の項目を満たすことをおすすめします。
- 本人確認書類提出(運転免許証など)
- NDA(秘密保持契約)の締結
- インボイス登録番号の確認(インボイス発行事業者のみ)
続いて、クライアントから受け取る報酬の振込先を登録しておきましょう。
STEP3:案件を検索して選ぶ
画面上部にある「仕事を探す」から、自分に合った案件を探しましょう。Webライターの仕事を探す際は、「ライティング・記事作成」から探すことをおすすめします。
ジャンルを絞りたい人は「転職」「金融」「医療」など、地域を絞りたい人は「新宿」「仙台」「大阪」「福岡」などの地名、資格を活かしたい人は資格の名称を入力してみてください。
私は不動産・金融の記事を書きたかったので「不動産」「金融」や「宅建」などの資格名で検索していました。
STEP4:提案文を送る
興味のある案件を見つけたら、しっかりと募集条件や仕事内容を確認した上で応募しましょう。
案件に応募する際に提出する「提案文」は、採用に関わる重要なポイントの一つ。クライアントが求める情報をわかりやすく要点をまとめて伝えましょう。
- あいさつ・自己紹介
- 募集内容に書かれている質問への回答
- これまでの経歴・資格
- 過去の執筆実績
- 執筆できる記事数・納期の目安
- 対応できる時間帯
- 自己PR・締めの言葉
- 仕事内容や条件を理解しているか
- 募集内容に書かれた質問に答えているか
- 信頼できる人であるか
- どのようなスキルや実績があるか
Webライターの提案文については下記の記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
STEP5:条件を確認してから契約する
クライアントと打ち合わせをして、契約条件(記事数・文字数・報酬・納期など)をしっかりと確認してから契約に進みましょう。
STEP6:記事を執筆して納品する
クライアントから依頼された内容をもとに、記事を執筆します。期日が決められているケースがほとんどなので、約束通り納期までに納品しましょう。
Webライターの記事の書き方については、下記の記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください!
STEP7:検収完了後、報酬が確定する
納品した記事に問題がなければ、仕事は完了です。「完了」まで進めば報酬が確定します。
クラウドワークスではプロジェクト形式とコンペ形式のお仕事に関して、クライアントとワーカーの双方から任意で評価することができます。
評価は任意ですが、私は感謝の気持ちを込めて入力するようにしています!
Webライターがクラウドワークスで仕事を獲得して稼ぐコツ
ここでは、Webライターがクラウドワークスで仕事を獲得して稼ぐコツについて解説します。
クラウドワークスでWebライターに仕事を依頼した経験も踏まえて解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
最初はクラウドワークス内で実績を作る
まずはクラウドワークス内での実績を作りましょう。クライアントからすれば、1つも実績がない人に仕事を依頼するのは不安だからです。
たった1つでも評価があるとクライアントも判断しやすくなるので、採用につながりやすくなります。
さらに実績が増えていけばクライアントからの信頼を得やすくなるため、より高単価な案件に挑戦しやすくなるでしょう。
コピペNG!案件に合う提案文を送る
提案文は、案件を獲得するための最初のアピールポイント。案件獲得するためには、採用されやすい提案文にすることが大切です。
- 募集内容をしっかりと読み込む
- 募集内容に質問があれば必ず答える
- 箇条書きなど読みやすくなる工夫をする
- 募集内容に関連する実績を記載する
募集内容をしっかりと読み、クライアントが知りたい情報をわかりやすく伝える工夫をしましょう。
なお、他で使った提案文をそのままコピペして使い回しするのはNG。テンプレート化した提案文をそのままコピペして使い回すと「募集内容を読んでいない」とみなされる可能性が高いので注意してください。
私も「あきらかにコピペ提案文だな」とわかりましたよ
評価5を目指して誠実に取り組む
クラウドワークスでは、仕事が終わるとクライアントとワーカーの双方がお互いを5段階で評価できる制度があります。
高評価の方が信頼されやすくなるため、良い仕事を獲得しやすくなります。評価5を付けてもらえるように、誠実に取り組みましょう。
- 納期を守る
- クオリティの高い記事を納品する
- 丁寧なコミュニケーション など
高品質の記事を納品して継続案件につなげる
一度きりの案件をこなすよりも、継続的に依頼してもらえる案件を抱えた方が稼ぎやすくなります。
次回以降も継続して案件を得るためには、クライアントが望む高品質な記事を納品することが重要です。
誤字脱字がないかチェックすることはもちろん、読者が知りたい情報をわかりやすく伝えられているか、独自性のある内容があるかなども意識して執筆しましょう。
さらに、「次もこの人にお願いしたい」と思ってもらえるように、丁寧なコミュニケーションを取ることも大切です。
スキルを磨いて高単価案件に挑戦する
クラウドワークスでさらに稼ぐには、自分のスキルを磨いて高単価案件に挑戦することが必要です。
- WordPressでブログを運営する
- 専門分野を決めて知識や経験を深める
- コピーライティングを勉強する
- 電子書籍を出版する
- 資格を取得する など
Webライターの仕事は多岐にわたります。あなたの方向性が決まったら、得意分野を極めたり、足りないスキルを勉強したりしてスキルアップにつなげましょう。
Webライター初心者がクラウドワークスを利用する際の注意点
ここでは、Webライター初心者がクラウドワークスを利用する際の注意点について解説します。
まだクラウドワークスでの仕事に慣れていない初心者の方は、嫌な思いをしないためにも注意点をよく把握しておきましょう。
評価の低いクライアントからの受注は避ける
クラウドワークスで仕事を受注するときは、クライアントの評価を必ず確認することをおすすめします。
評価は「★」で表示されており、最大で5.0。特に問題なく取引ができていれば、相手から「★5.0」の評価をされて取引終了となります。
つまり、評価が低いクライアントは何かしらの問題やトラブルを抱えている可能性が高いということです。避けた方が無難でしょう。
評価だけでなく募集実績や取引相手からのコメントも確認すると、普段からどんな取引をしているのかわかりやすいですよ。
本人確認をしていないクライアントは避ける
クラウドワークスでは、運転免許証などの身分証を提出する「本人確認」を行っています。
本人確認済みのアカウントは、プロフィール画面の「本人確認済み」に✔チェックマークが入ります。
本人確認をしているからといって必ず良いクライアントであるとは限りませんが、ある程度の信用をはかる目安となるでしょう。
単価の低い案件を大量に募集しているクライアントは避ける
単価の低い案件を大量に募集しているクライアントは要注意です。
特に短期間で同じ案件を募集しているクライアントは、人材を低単価で使い捨てしようと考えている可能性が高いでしょう。
きちんとしたクライアントは、テストであってもそれなりの報酬を提示しています。
低単価の案件を大量に募集しているクライアントは避けることをおすすめします。
仕事内容がよくわからない案件は避ける
クラウドワークスで仕事を探すと、報酬や納期など仕事の詳細が表示されます。
クライアントが提示している募集内容を確認した上で、応募するのが基本です。
したがって、特に初心者の方は、「仕事の詳細」の記載が不十分で仕事内容がよくわからない案件は避けた方が無難です。
どうしてもその案件が気になる!という人は、クライアントに質問して内容をきちんと確認してください。必ず仕事内容や条件に納得した上で契約をしましょう!
安易に個人情報を渡さない
悪質なクライアントの中には、仕事の発注と見せかけて個人情報の収集をしている人がいます。
クライアントから運転免許証などの身分証の提示を求められたとしても、安易に応じないようにしてください。
身分証が転売され、知らないところで借金をされたり、犯罪に利用されたりするリスクがあるからです。
クラウドワークスでの本人確認をしていれば十分だと思います。個人情報は自分自身で守りましょう!
また、LINEでのやり取りを希望するクライアントにも注意してください。
LINEに誘導するクライアントは、情報商材を売りつけるなど仕事の発注とは別の目的を持っている可能性が高いからです。
個人情報の提供を求めてくるクライアントは、避けることをおすすめします。
契約前・仮払い前に業務を開始しない
クラウドワークスでは、「クライアントからの仮払いを確認してから業務を開始する」など、仕事をする上でのルールが決められています。
クライアントから「契約前にテストとして納品してほしい」「支払いはあとで必ずするから、仮払い前だけど仕事をしてほしい」などの要求があった場合は、ルール違反です。
契約前・仮払い前に納品してしまうと、報酬を受け取れない可能性が高まります。
契約前・仮払い前なのに仕事をすることを要求しても、業務を開始しないようにしましょう。
クラウドワークスのルールをしっかり守りましょう!
Webライターとクラウドワークスに関するよくある質問
ここでは、Webライターとクラウドワークスに関するよくある質問と回答をまとめています。
クラウドワークスでWebライター初心者が始める方法は?
まずはクラウドワークス
クラウドワークスはどのような人に向いていますか?
プロ向けの案件もありますが、どちらかといえば初心者・未経験者に向いています。初心者歓迎の案件や未経験者向けの簡単なタスクも多く、まだスキルが十分でない人でも気軽に挑戦しやすいのが特長です。
また、在宅で働きたい人や副業を始めたい人にも向いています。
クラウドワークスで初心者がライティング案件を探すコツは?
クラウドワークスには、案件をキーワードやカテゴリで検索する機能があります。初心者の場合は、「初心者」「未経験」などのキーワードを入力して案件を絞り込むのがおすすめです。
また、「ライティング」カテゴリからさらに細分化されたジャンル(ブログ記事、リライトなど)を選ぶことで、より適した案件を見つけやすくなります。
Webライター初心者に適した文字単価や仕事内容の目安は?
初心者であれば、1文字0.5円〜1円が一般的なスタートラインだといわれています。最初は、文字単価が低くても、作業量が少ない案件から始めて実績を積むのがポイントです。
ただし、文字単価が極端に低い(0.3円以下など)案件は労力に対して報酬が見合わないことも多いため、安易に受けないようにしましょう。
クラウドワークスを活用してWebライターを始めてみよう!
クラウドワークスは、Webライター初心者から経験者まで幅広い人が活用できるクラウドソーシングサイトです。
クラウドワークスは、数あるクラウドソーシングサイトの中でもとにかく案件数が多いので、初心者・未経験者でも挑戦しやすい仕事を見つけやすいのが魅力の1つとなっています。
私も未経験からクラウドワークスでWebライターを始めました!
クラウドワークスでは、Webライター以外にもさまざまな案件が募集されています。Webライターなどの副業や在宅ワークに興味のある方は、ぜひ挑戦してみてください!
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