こんにちは、不動産ライターの小花絵里(おばなえり)です。
Webライターの中には、単価アップ・収入アップを目指して専門性の高い「不動産Webライター」に興味のある人がいるのではないでしょうか?
私は約5年にわたって不動産ジャンルを専門とするWebライターをしていますが、正直に言ってWebライターの仕事の中でも「不動産」のジャンルはかなり高単価だと感じています。
特に不動産業界で働いた経験があったり、宅建など不動産に関連する資格を持っていたりする人は、非常に活躍しやすいジャンルといえます。
私が最初に依頼された仕事は文字単価3円、次は文字単価6円の仕事でした。どちらも大手企業運営メディアの記名記事!
そこで今回は、不動産ライターとして活動している私自身の経験を踏まえて、不動産Webライターの仕事内容について解説します。
不動産Webライターの単価や稼ぐコツについても解説しますので、不動産ジャンルに挑戦したいWebライターの方は、ぜひ参考にしてみてください。
hana writing office代表。不動産業界での経験から、不動産についてわかりやすく解説する不動産ライター。大手Webメディアにも多数寄稿。執筆実績はこちら
保有資格:宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士/FP2級/日商簿記2級/教員免許(国語)他
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不動産Webライターとは
不動産Webライターは、Webライターのなかでも不動産ジャンルを専門としている人のことをいいます。
賃貸・住宅・土地・マンション・不動産投資といった不動産に関する内容は、人生の中でも大きな影響を与えることになるものでしょう。そのため、知識のない人にも正しい内容でわかりやすく解説できるWebライターが求められているのです。
不動産Webライターの仕事内容
不動産Webライターに依頼される主な仕事内容は、不動産に関する記事の執筆・編集・監修です。
- 不動産Webメディアに掲載する記事を企画から担当
- クライアントからテーマを渡されて構成案作成→執筆
- 他のライターが書いた記事を正しい内容に編集
- 他のライターが書いた記事の内容が正確であるか監修する
- 不動産Webメディアのディレクション業務全般を担当 など
私の場合、基本的にはWordにベタ打ちで納品できる案件ばかりです。専門性が高くなればなるほど、執筆以外の作業が要求されなくなるように感じています。
不動産Webライターに依頼される記事の内容
- 賃貸物件を借りる
- マイホームの新築・購入
- 住宅のリフォーム・リノベーション
- 不動産の購入・売却
- 土地活用
- 不動産投資(主にマンション投資)
- 不動産クラウドファンディング
- 不動産相続
- 不動産業界で働くノウハウ など
一口に「不動産」といっても、依頼される記事の内容は上記のように多岐に渡ります。
不動産に関連して税金や法律などの専門性が高い知識も必要となるため、他のジャンルよりも難易度が高いといえるでしょう。
私は不動産業界で働いていたとはいえ、すべてを知っているわけではありません。今でも資格取得と勉強を続けています。
実際に不動産Webライターがどんな記事を書いているのか興味のある方は、私が今まで寄稿した記事を公開していますのであわせてご覧ください。
不動産Webライターの受注単価
不動産Webライターの単価は、求められるレベルに応じて文字単価1円~20円程度まで様々です。
たとえば、Webライターとは別に監修する専門家を準備している場合は、文字単価1~2円程度で募集されていることが多くあります。この場合は、Webライターに不動産に関する知識・経験がそれほど求められていないケースがほとんどです。
しかし、ある程度専門性が求められるようになれば、文字単価3~6円の仕事が増えていきます。記事の信頼性を高めるために不動産に関する知識・経験があることが求められるので、不動産業界での勤務経験がある人や宅建などの資格を持っている人は重宝されやすいといえるでしょう。
さらに不動産Webライターとしての実績を積めば、文字単価10~20円の仕事を依頼されることも少なくありません。
私は現在文字単価7~10円で受注することが多く、文字単価換算で20円を超える仕事を受注することもありますよ。
ただし、単価が高くなればなるほど、高いクオリティの記事を制作することが要求されます。不動産Webライターは高単価を目指すことができますが、要求されるレベルも高いといえるでしょう。
不動産ジャンルは難しい内容が多いので、執筆時間も長くなりがち。人によっては時給換算するとあまり稼げないかもしれませんね。
不動産Webライターで稼ぐコツ
不動産Webライターに求められているのは「不動産の知識がない人にもわかりやすく解説する記事を制作すること」です。
誰でも無料で読めるWeb記事という特性上、設定されるペルソナは「知識のない初心者」であることがほとんど。初心者にも理解できるように解説するためには、与えられたテーマだけでなく関連する知識も持っていなければなりません。
不動産だけでなく、金融・税金・相続・法律などの知識も要求されることが多いですよ。
不動産Webライターとして稼ぐコツを大まかにいえば「不動産Webライターとしての実績を増やすこと」「不動産Webライターとしての信頼性・権威性を高めること」にあるといえるでしょう。
不動産Webライティングの仕事があるクラウドソーシング
正直なところ、不動産Webライターの仕事は向いている人・向いていない人がはっきり分かれると思います。不動産にまったく興味がない人にとっては苦痛に感じてしまう可能性が高いでしょう。
そのため、不動産Webライターに興味のある人はクラウドソーシングで募集されている仕事を実際にやってみて判断することをおすすめします。
私もクラウドソーシングで仕事を探すことから始めました!
ここでは、私が実際に利用していたクラウドソーシングをご紹介します。不動産Webライティングの仕事をしたいと考えている人は、ぜひ無料登録して仕事を探してみてください。
- クラウドワークス
- ランサーズ
- ココナラ
クラウドワークス
日本最大級のクラウドソーシングである「クラウドワークス」。クラウドワークスでは、常に数多くの仕事が募集されています。
初心者向けの案件からスキルのあるプロ向けの案件まで募集内容は様々。とにかくたくさんの仕事が募集されているので、自分に合った仕事を見つけやすいのが特徴です。
私もクラウドワークスから仕事を探していました!
クラウドワークスで不動産Webライティングの仕事を見つけたいときは、「ライティング・記事制作」→「記事・Webコンテンツ作成」から「不動産」などのキーワードで絞ると探しやすいですよ。
クラウドワークスの会員登録は無料なので、まずは登録して自分に合う仕事があるか探してみてください。
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クラウドワークスについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
ランサーズ
代表的なクラウドソーシングサイトの1つである「ランサーズ」。クラウドワークスよりも募集されている仕事の数は劣るものの、常に数多くの仕事が募集されています。
ランサーズは24時間365日のサポート体制・優良なクライアントの可視化など管理体制に力を入れているため、初心者も安心して利用しやすいといえます。
ランサーズで悪質なクライアントからのメッセージを受信したときに、自動で削除されたことがあります。きちんと管理されているのだなと感じました。
また、ランサーズでは「自分で仕事を探して応募する」だけでなく、「自分のスキルをパッケージ化して募集する」ことも可能です。多様な働き方ができることも魅力の1つといえるでしょう。
ランサーズの会員登録は無料。まずは登録してみて、仕事を探したり、他の方のパッケージを参考にしたりしてみてください。
\ 無料会員登録して仕事を探そう♪ /
ココナラ
ココナラは、自分のスキルを出品できる「スキルのフリーマーケット」です。ご自身で出品内容を決めて、購入した人とオンライン上でやり取りをしながら進めていく仕組みになっています。
一般的なクラウドソーシングよりは、メルカリなどのフリマアプリに似ているような印象です。
ココナラでは自分で出品内容や価格などの条件を決められるので、他のクラウドソーシングのように相手の提示している募集条件に合わせる必要がないメリットがあります。
ただし、購入する人がいなければ仕事につながらない恐れがあります。不動産Webライティングの記事制作・監修などを出品する場合は、相手に提示できる実績(不動産業界での勤務経験や資格、Webライターとしての実績など)が必要でしょう。
ココナラは無料で登録できるので、まずは登録して他の人の出品内容を確認してみると良いですよ。
\ 登録無料!あなたのスキルを出品 /
興味のある人は不動産ジャンルのWebライティングに挑戦してみよう!
不動産Webライターは、他のジャンルと比較すると高単価の案件も獲得しやすいでしょう。
しかし、難易度が高いのも事実です。高単価になればなるほど、要求される記事のクオリティも高まります。
私も日々勉強を続けています。不動産に関する知識を身に付けることが好きな人にとっては、続けやすい仕事だと感じています!
不動産業界での実務経験がある方や不動産に興味があって勉強したい方は、ぜひ挑戦してみてください。