こんにちは、不動産ライターの小花絵里(おばなえり)です。
Webライターの仕事にある程度慣れてくると、「今よりも単価の高い仕事をしてみたい」と思う人がいるのではないでしょうか?
初心者Webライターからすると「文字単価10円の案件って本当に存在するの?」と疑問に思う人もいるかもしれません。
文字単価10円の案件ってどんな仕事なのかな?どうやったら仕事を獲得できるんだろう。
そこで今回は、実際に文字単価10円以上で執筆の仕事を受注することが多い私が文字単価10円の案件について解説します。
文字単価10円の案件を獲得する方法や文字単価10円の仕事内容についても解説しますので、文字単価10円の案件に興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
hana writing office代表。不動産業界での経験から、不動産についてわかりやすく解説する不動産ライター。大手Webメディアにも多数寄稿。執筆実績はこちら
保有資格:宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士/FP2級/日商簿記2級/教員免許(国語)他
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Webライターが文字単価10円の案件を獲得することは可能?
結論から言うと、Webライターが文字単価10円の仕事を獲得することは可能です。実際、私は文字単価10円以上の仕事を何度も受注しています。
なお、文字単価6円以上になると、クラウドソーシングでの一般募集はほとんど見かけなくなります。さらに、Webライターに文字単価6円以上の予算を出せるということは、それなりに規模の大きい企業が多くなる特徴も。
また、文字単価10円以上になるときは、上記に加えてWebライター自身のスキルやクライアントの予算、執筆テーマ、作業内容などにより決まることが多いでしょう。
文字単価10円になると「自分から仕事を探す」より「相手から依頼される仕事」の方が圧倒的に多くなります。
Webライターに依頼される文字単価10円の仕事内容
- 金融・不動産・医療など専門性の高いジャンルの記名記事
- 取材・インタビュー記事
- ライター独自の切り口で書かれるコラム
- 企業のホワイトペーパー執筆
- ブックライティング など
基本的に「文字単価10円」という仕事はなく、記事単価から文字数を割ると文字単価10円以上になるというケースがほとんどでしょう。
実際、私は「1記事3万円(3,000字程度)」のような依頼のされ方が多いですよ。
また、文字単価10円以上となると、クライアント側は「プロのライター」の認識をもって依頼しているように感じています。紙媒体の予算感をそのままWebに適用させているのだと思います。
いずれにせよ、文字単価10円以上の案件は他のWebライターにはない独自性や専門性のある人が獲得できる仕事だといえるでしょう。
Webライターが文字単価10円の案件を獲得する方法
ここまで解説したように、文字単価10円以上の仕事はクライアントから直接声をかけられて受注するケースがほとんどでしょう。
したがって、文字単価10円以上の仕事を獲得するためには、大前提として「相手から声をかけてもらえるほどの実績やスキル」が必須です。
文字単価10円以上の案件獲得を考える前に、自分のスキルアップが必要ですね!
ここでは、実際に文字単価10円以上の仕事を数多く受注している私の経験から、Webライターが文字単価10円の案件を獲得するためにできることについて解説します。
文字単価10円の仕事を獲得したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
- SEO記事以外も執筆できるようになる
- 取材・インタビューのスキルを身につける
- 権威性を高めて専門性を磨く
- 他のWebライターにはない独自性を出す
SEO記事以外も執筆できるようになる
正直なところ、SEO記事は初心者向けの一般的な解説記事になりやすい(=執筆できる人がたくさんいる)ので単価が低くなりがちです。
文字単価10円以上の仕事を獲得したいのであれば、自分の経験から書くコラム記事やブックライティング、企業のホワイトペーパー制作などSEO記事以外も執筆できるスキルを身につけた方がよいでしょう。
獲得したい仕事にあわせて実績を作ることをおすすめします。
取材・インタビューのスキルを身につける
取材・インタビュー記事の場合は企画から考えることが多いため、一般的なSEO記事の執筆よりもスキルが求められる・作業工程が多くなりやすい特徴があります。
スキルがないと良い記事に仕上がらないため、誰でもできる仕事ではありません。そのため、文字単価に換算すると10円以上となりやすいのです。
したがって、文字単価10円以上の仕事を獲得したい人は、取材・インタビューのスキルを身につける方法も考えられるでしょう。
権威性を高めて専門性を磨く
知識や経験のない人が書く記事よりも、そのテーマに詳しい人の方が読者に学びのある記事を書きやすいでしょう。
その分野に詳しい「あなただからこそ」依頼されるようになれば、文字単価10円以上の仕事を獲得しやすくなるのです。
経歴や資格取得などにより権威性を高めたり、ジャンルをより細分化して専門性を磨いたりすることで、他のWebライターとの差別化や「あなたにしかない」独自性を出すことにも成功する可能性があります。
単なる「不動産ジャンル専門」ではなく「都心の区分マンション専門」のようなイメージです。
他のWebライターにはない独自性を出す
「この人の書く記事が読みたい!」というファンがいる人気のWebライターもいます。恋愛や育児、エンタメといったジャンルに多い印象です。
他の人にはない独自の切り口から書く記事や読者の共感を呼ぶ記事など、他のWebライターにはない独自性がファンを集めているように感じられます。
このような「他のWebライターにはない独自性」や「記事を書けば必ず読みにくるファンがいる」ことは、その人ならではの大きな価値であるため、高単価で受注しやすくなるといえるでしょう。
自分が書く記事のファンを増やしたい人は、SNSやnoteなどで積極的に発信することをおすすめします。
文字単価10円の案件を獲得したいなら、スキルアップ&実績作りを頑張ろう!
今回ご紹介したように、Webライターが文字単価10円以上の案件を獲得することは可能です!
とはいえ、文字単価10円以上の仕事をこなせるスキルがないと受注することは難しいでしょう。
まずはご自身のスキルアップや獲得したい仕事にあわせた実績作りから始めて、文字単価10円以上の案件を獲得していきましょう!
焦らずコツコツ努力することが大切ですよ!